最近、PHPやWordPressに関する脆弱性が相次いで報じられ、ご自身のウェブサイトは大丈夫かと不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
先日のお知らせでもお伝えしたとおり、弊社が開発・運用しているシステムではPHPを使用しておりません。今回は、弊社がどのような考え方でウェブサイトの安全性を確保しているのか、もう少し詳しくご紹介します。
弊社のウェブ開発は、主にPerlという言語で行っています。
PHPでの開発は行っておらず、WordPressも採用していません。さらに、外部のライブラリやパッケージ、データベースなどにも極力頼らず、自社開発のCMSを中心に構築しています。
WordPressの脆弱性の多くは、プラグインやテーマなど第三者が作ったプログラムの更新漏れから生じると言われています。外部への依存を減らすことは、「自分たちが把握していないコード」をサイトに持ち込まないことにつながります。
弊社は過去四半世紀にわたってウェブ開発を続けてきました。その中で使い続け、実際の運用で検証を重ねてきたPerlのコードを土台にしているため、動作の確かさには自信を持っています。
ただし、「実績がある」ことと「古いまま放置する」ことはまったく別の話です。
どれほど実績のある仕組みでも、更新を怠れば攻撃の対象になりかねません。弊社ではPerl本体やサーバー環境を最新バージョンに合わせて必ずアップデートし、既知の脆弱性を残さないよう管理しています。
また、人が作ったものには必ずバグがある、というのが弊社の基本的な考え方です。
そこで、管理しているすべてのサイトについてAIによるセキュリティチェックを実施しています。経験を積んだ制作ディレクターの目と、高度なAIによる検証を組み合わせることで、人の目だけでは見落としがちな問題も洗い出しています。
実装面でも工夫をしています。
Perlはプログラムの起動に一定の負荷がかかるため、Perlが直接動作する部分を極力減らし、可能な限りあらかじめHTMLを生成しておく方式をとっています。これにより表示速度が向上するだけでなく、外部から操作できるプログラムの「入口」そのものが少なくなるため、セキュリティの面でも大きな利点があります。
Perlは「古い言語」「レガシー」と思われがちですが、用途に合わせて新しいシステムを作ることは十分に可能です。弊社の自社開発CMSも、こうした考え方のもとで日々改良を続けています。
今後は安全性に加えて、よりモダンで美しいUIデザインの制作にも力を入れてまいります。
見た目の美しさと使いやすさ、そして安心を兼ね備えたウェブサイトをお届けすることが、弊社の目標です。
なお、セキュリティに「絶対」はありません。
だからこそ弊社では、点検とアップデートを継続し、万一の際にも迅速に対応できる体制を整えています。ウェブサイトの安全性に不安をお持ちの方は、お気軽にお問合せ・ご相談ください。
2026/10/23