上国料勇氏は、日本を代表する世界的なロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズで、X・XII・XIII・XVなど数々のタイトルのコンセプトアーティスト、アートディレクターを歴任してきたクリエイターです。
緻密な背景描写と光の演出、感情を宿した空間づくりによって、作品の核となる「空気」や「物語の気配」を形にし、多くのプレイヤーを物語の世界へと引き込んできました。その活躍はゲームの枠にとどまらず、京都・大徳寺真珠庵の襖絵「Purus Terae」の制作や、映画「竜とそばかすの姫」のコンセプトアート、「ペーパーマリオ オリガミキング」のアートディレクションなど、多彩な分野に広がっています。
今回の原画展では、そんな上国料氏の原画・コンセプトアート約40点を、徳島県鳴門市のボートレース鳴門UZU HALLで一堂に展示。線の一本一本にまで物語が宿る繊細な原画を、間近で体感できる貴重な機会です。
第1会期は2026年11月3日(火・祝)〜11日(水)、第2会期は2027年3月5日(金)〜10日(水)。11月3日〜5日は入場無料です。ファイナルファンタジーシリーズのファンの方はもちろん、アートに興味のあるすべての方に、ぜひ足を運んでいただきたい展覧会です!
【上国料 勇 原画展】
https://kamikokuryo.net/
当サイト制作にあたって
今回は、上国料勇氏の原画展の特設サイトを制作させていただきました。
上国料氏の原画は、細部まで描き込まれた非常に繊細なものです。そのまま縮小して掲載すると、スマートフォンの小さな画面では、その魅力の多くが伝わりきりません。また原画は大切な作品データであるため、Web上での流出への配慮も欠かせません。
そこで今回は、原画をもとに明暗を反転させ、線そのものが光を放つように見える「発光反転画像」を作成し、さらに光のエフェクトを加えたデザインとしました。
繊細な線の美しさを小さな画面でも十二分に引き立てながら、原画そのもののデータは公開しない形をとることで、「本物はぜひ会場で見たい」という来場への期待感を高めています。
また本展は、第1会期と第2会期の間に約4か月の休止期間があり、日によって開催時間や入場料も異なるイレギュラーな日程です。日付ごとに開催区分を付けて一覧にし、開催しない期間もはっきり明記することで、来場を予定されている方が迷わず確認できるよう工夫しました。
ページの最後には、第1会期と同時期に開催されるボートレース鳴門 開設73周年記念競走「GⅠ大渦大賞」の特設サイトへのリンクを、大きなバナーで設置。原画展をきっかけに訪れる方にもレースの魅力が伝わり、ボートレース鳴門全体のにぎわいにつながる導線としています。
